そして願いが光を纏った
2021.07.28、大好きな人の夢が叶った。
そう、西畑大吾くんの、なにわ男子の、
デビューが決定したのだ。
わたしはその場にいることはできなかったが、
学校で橋橋担の友人と、そして約11万人のなにふぁむさんと生中継を見守った。
なにわの日、正直デビュー発表があるんじゃないかという期待が心のどこかにあった。
それと同時に今まで何度も「今日がその日」だと期待しては落胆したことを思い出して怖くなったりもした。
デビューするなら今日しかない。
今日を逃せばデビューは無いに等しい。
そんな不安の混ざった期待に、それなりの覚悟を決めて配信を見ていた。
7人がコーナーの内容を掴めてないとわかった時、ああやっぱりそうだ…と確信の中に残っていた少しの不安が無くなった気がした。
大西畑が最初に呼ばれた時、
デビュー発表を読み上げるのがだいごくんではなかった少しの悔しさと寂しさと共に、
それ以上のだいごくんが全部ひとりで背負う必要が無くなったことを再確認した喜びが込み上げてきた。
会場が暗くなり心電図の音が聞こえ始めたあの時、
今までのだいごくんの活躍が走馬灯のように私の頭の中を駆け巡った。
デビュー決定の文字が出るまで、デビューの確証を得るギリギリまで不安そうな顔でスクリーンを見つめていただいごくんの顔を私は一生忘れられない。
私たちがデビューを何度も期待していたように、きっと本人たちだって何度も期待していたに違いない。
何度も期待通りにならなかった過去の重圧や彼らの抱えてる不安が目に見えたような気がした。
だいごくんに似て涙脆いわたしはデビュー発表は絶対に泣かないで目に焼き付けると決めていたが、
やっぱりだいごくんの、好きな人の涙には弱く少しうるっときてしまった。
だいごくんの泣く姿は何度も見たことがあったが、
デビュー決定を噛み締めながら涙を流す姿は今までで1番綺麗だった。
ずっと夢に見ていたデビュー…
大好きなだいごくんの夢であり、私の夢。
大きなお仕事が決まる度にデビューが先じゃないの!?と不安に思ったり、
朝起きてTLが騒がしいと何度もデビュー!?なんて期待したりもした。
その夢が叶った瞬間、嬉しいだけじゃない色々な感情が爆発して私は涙を流すこともできずただただ立ち尽くしていた。
早くだいごくんにおめでとうとありがとうを伝えたくなった。
デビュー、
それは全てのJr.とJr.担が夢に見ていること。
だいごくんが初めて好きになったジャニーズだった私にとって自担のデビューをお祝いするなんてことは初めてで、
信じられなかったし、実感がわかなかった。
正直今もまだ夢なんじゃないかと思ってしまうほど…
でも夢じゃないんだよね?信じていいんだよね?
だいごくんがデビューするんだ…
と喜びに浸っている中で、どこかその事実に追いつけていない自分もいた。
私は関西Jr.の西畑大吾が好きだ。大好きだ。
リアルタイムで応援することは出来なかったけど、もう揃うことはない6人でデビューを目指していた頃の彼も、
個人戦だったがみんなで大きなひとつの家族で、
3人に支えられながらその真ん中にいた頃の彼も、
本気で笑って本気で泣けて本気で狂ってる自分をさらけ出せる大好きな仲間に出会った彼も。
正直、関西Jr.では無くなってしまう彼を今まで以上に好きでいられるか不安な気持ちもあった。
なにわ男子が結成されて3年弱。
風当たりが強かった頃、1番前で受け止めてくれたのは紛れもなく貴方だった。
きっとそれは貴方が大好きななにわ男子を守りたかったからだと思う。
あの時は貴方が壊れてしまわないかと心配で気づけなかったグループとしての大切なあり方がやっとわかった気がする。
今はもう貴方の愛するなにわ男子を愛し続ける自信しかないよだいごくん。
隣にいた仲間が別の道に進むと決めたあの日、
巣立っていく仲間を見送り涙したあの日、
頑張りすぎて倒れてしまったあの日、
1人で全部抱え込んでいたあの日、
あなたが関西Jrの、なにわ男子のセンターにいたと過去形で話したあの日。
貴方のJr人生は楽しいことばかりではなかったはず。
何度も辞めようかと悩んだこともあったと思う。
ここまで夢を追い続けてくれてありがとう。
貴方を好きになってはや5年。
何をしていても頭の中は貴方のことばかり。
貴方色で染まった私の毎日はとても幸せです。
報われない努力もある不公平なこの世界でだいごくんの努力が報われたのは、だいごくんがみんなに愛されていたからだと思うんだ。
だいごくんを愛する人の1人でいられることが私の誇りです。
改めて、デビュー決定おめでとう。
そして、たくさんの素敵な景色と夢を一緒に見させてくれてありがとう。
もちろん、これからも末永くよろしくお願いします。
なにわ男子の未来に幸あれ❕
P.S
関西Jr.の西畑大吾くんに直接おめでとうとありがとうを伝えて、ちゃんとばいばいしてきます。